名和秋プロがアミューズとマネジメント契約。日刊スポーツで紹介されました (2024/01/12)
当センター専属「名和 秋」プロが、芸能事務所アミューズとメディア活動のマネジメント契約をしたことが日刊スポーツに紹介されました。
記事にある通り、名和プロの「ボウリングをメジャースポーツにしたい」という思いが語られています。
名和秋、アミューズ所属初のプロボウラー「ワクワク、うれしい!」メジャー競技の夢へまい進
【日刊スポーツ】2023年12月18日
女子プロボウラー名和秋(なわ・あき=44)が11月に芸能事務所アミューズに所属し、活動している。プロボウラーがアミューズに所属するのは初めてで、芸能界でも異例のこと。このほど都内で、日刊スポーツの取材に応じ、ボウリングをメジャースポーツにしたい意気込みを語った。
所属のきっかけと経緯は、アミューズの先輩、サザンオールスターズ桑田佳祐の発案で18年に発足したボウリング大会「KUWATA CUP」だった。エキシビションマッチに出場したり、実行委員としてたずさわった。
「プロボウラーとして、アミューズさんとボウリングのいろんな話や、ボウリングをメジャーにしたいという思いをお話しする機会がありました。今年の『KUWATA CUP』はプロボウラーとしては決勝の舞台に残れなかったのですが、その後もお手伝いをさせていただいていました。大会が終わった後に、(所属打診の)お話を聞きました」
事務所で話を聞いた時にはびっくりしたという。
「来年の『KUWATA CUP』に向けてのお話とかかなと思っていたので、本当に驚きました。でも、すぐにワクワクして、うれしい! という気持ちになって前のめりでお話を聞きました」
アミューズに所属することになり、周囲からの反響は大きかった。父はドリラーと呼ばれるボウリング球に穴を開ける技術者、母は元プロボウラーだ。
「両親はものすごく喜んでくれて、『本当に現役最後にできることだね』と言っていました。所属している相模原のボウリング場(=相模原パークレーンズ)の社長も『ボウリング界が変わるといいね』と言ってくれました。お客さまも喜んでくれて『もう写真はだめなのかしら?』って。大丈夫ですよ! ってお答えしました(笑い)」
桑田からも激励の言葉をもらったという。
「まだ直接お会いはしてないんですけど、報告させていただきました。『これをきっかけに頑張ってほしいですね』と言ってくださいました。これまで何回か一緒に投げさせていただいて、桑田さんのボウリング愛をすごく感じています。ボウリング界が良くなってほしいというお話、思いもうかがっていました」
大会や番組、イベントなどで発信することの重要性を実感している。
「『KUWATA CUP』には本当にたくさんの方に来ていただきますし、(日本テレビ系)『スッキリ』でコーナーを放送していた時は、週末のボウリング場で待ち時間が出るくらいになりました。ボウリングに行こうと思ってくださる方がすごく増えたことを実感しました。ただ、今は私はまだ現役なので、試合にも出つつ、全国のボウリング場でのイベントも行いながら、できることからやってみたいと思います」
ボウリングをメジャースポーツにしたいという夢を持ってきた。
「20年くらいプロボウラーをしていて、ずっとメジャースポーツにしたいと思ってきました。レジャーのイメージが強くて、1度はやったことがあるという人が多いのに、メジャースポーツとして認識されてないんですよね。夜のスポーツニュースに、野球やサッカー、ゴルフと並んで、ボウリングの試合を取り上げてほしいですね。ワールドカップなど国際大会もありますし、プロ選手にはランキングもあっておもしろいですよ」
自分が発信できるようになれば、次世代の夢にもつながるのではと考えている。
「少しでも注目してもらえるのであればありがたいですし、若いプロボウラーの子たちにとっての、夢の1つの選択肢になるといいなと思っています」
近年、各地のボウリング場は施設の老朽化などもあって、閉鎖が相次いでいる。それでも前向きな思いを語った。
「おじいちゃん、おばあちゃん世代が、孫を連れて来て、一緒にできるスポーツってボウリングしかないと思います。そういう魅力も伝えていきたいです」
◇名和秋(なわ・あき)
▼生まれ 1979年(昭54)11月15日、東京都
▼身長 163センチ
▼スポーツ 幼少期はゴルフ、高校までバレーボール
▼ボウリング歴 高校1年から。思ったより身長が伸びずバレーボールを諦めた時、父に勧められる。数カ月後の国体予選で好成績を残す。アマチュア時代はナショナルチームも経験
▼プロテスト 大学卒業後、一般企業に就職。02年プロテストも受け一発合格。会社員とプロボウラー、二刀流生活を2年ほど続け、その後プロ専念
▼主な戦績 公認パーフェクト6回。23年ポイントランキング5位、アベレージ217・47(ともに10月時点)。04年プロボウリングレディース新人戦優勝、15年宮崎プロアマオープン優勝、23年ROUND1 GRAND CHANPIONSHIP BOWLING 2023FINALレギュラー女子部門優勝など
▼球の重さとスピード 15ポンド(約7キロ)で、時速25~26キロを出す。女子は時速20キロ弱が多いので、かなりのスピードボウラー。中山律子プロの穴開けも行っていたというドリラーである父が穴開け、微調整を行う
▼趣味 映画鑑賞、ショッピング
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【引用】日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/202312160001519_m.html
【アミューズホームページ内 名和秋プロフィールページ】
https://www.amuse.co.jp/artist/A9014/index.html